2012年02月22日

梅のほころぶごとく

 日本各地で梅の便りの時期。今年は水戸の梅の開花も遅れ気味とか。
この時期は子どもたちがまるで地鳴きしていたうぐいすが一気に美声になるような成長がみられます。

冬の行事を越えるたびに子どもたちのさまざまな能力は円満に花開き、なんともエレガントな時間が流れるのです。
「静けさ」を生み出せる子どもたち、それがモンテッ子です。

一生懸命に自分の選んだ活動(お仕事)に集中し、達成感を幾度となく感じている子どもはとても自発的に日々を過ごし、身の回りには穏やかで円満な空気が充ちているのです。
内面の品格を獲得するのも子ども自身の力なのでしょう。
「にじみでる」もの、それが品格です。
環境の助けを借りて自分の力で日々を過ごす子どもたちはおのずと「品格」を身につけて行きます。
そのことをしみじみと感じるうめのつぼみのほころぶ頃なのです。

今日はお雛様のための「「紋切」や、折り紙、そして機織りも完成したお友達がいました。和やかに高め合う子どもたちです


梅のほころぶごとく

Posted by tsukubamonte at 21:45│Comments(0)
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